先進的プログラミング、ネットワーク、コンピュータ、データサイエンス、これらの専門知識と実践力を学びます。
『情報システム』と聞くと何を思い浮かべますか?インターネット、webシステム、ネットショッピングのシステム、座席予約システム、カーナビゲーションシステム等々たくさん出てきますよね。今後はどうなっていくでしょう。車の運転が自動化?ネットショッピングの商品がドローンで配達?さまざまなことが言われています。新しいシステムを一緒に作り上げましょう。
高度な情報システムを構築する技術
ネットワークコンピュータコースではネットワークの仕組みから応用まで、コンピュータプログラミングに加え、コンピュータの仕組み、IoT、セキュリティ、オペレーティングシステム(OS)などを学び、先進的な情報システムを構築する能力が身に付きます。
データを評価・分析する技術
米ハーバード・ビジネス・レビュー誌が「21世紀で最も魅力的な職業」としたのが大量のデータを解析し必要な情報を引き出す「データサイエンティスト」です。 プログラミングをベースとしたデータマイニング、人工知能、機械学習などこの分野の最先端の技術が学べます。
コンピュータプログラミングⅠは、プログラミングの基礎的な素養を、Ⅱは手続型プログラミングの理解を深めます。そして、Ⅲではオブジェクト指向プログラミング(OOP:object-oriented programming)の基礎を学びます。具体的には、オブジェクトの生成、状態の保存・取得(アクセッサ),オブジェクト間のメッセージの送受信,コレクションによって、オブジェクトを使用したプログラムを学習します。コンピュータプログラミングⅠ・Ⅱ(前期),Ⅲ(後期)を1年間連続で学ぶことにより、無理なく学習内容を理解できます。
東京電機大の学生として必要な、ネットワーク・コンピュータの使い方、ワープロ、表計算ソフト、プレゼンテーションソフトの実習をします。例えば、情報システム工学科ではレポートの多くはワープロが必須。この授業でワープロでのレポート作成法を学べます。パソコン初心者でも安心してください。情報システム工学科なら周囲に一人はコンピュータオタクがいて教えてくれます。
本講義では、基盤ネットワーク、インターネットを始めとする情報通信分野の先端技術を理解するために必要な普遍的な基礎技術の習得を目的とし、ネットワーク技術の根幹となる基本技術を講義します。先人が何を解決しようとし、どんな技術(分野)が出来たのか理解し、そこから自身がこれから学習したい技術分野を見つけてもらうことが目標です。
1年次の科目「確率・統計」は、データサイエンスの重要な入口であり、数学的な基礎です。数式を使った理解だけでなく、Python、統計解析ソフトR、Matlabなども活用し、データ分析を通して数学的な理解を深め、直感的に統計学を理解し、習得します。
2年次の科目「ベイズ統計学」では、現代人工知能の基礎ともなるベイズ統計学の基本的な考え方を学びます。
プログラミング、ネットワーク構築、ハードウェア回路設計、データベース構築、データ分析の各分野の課題に対して実習を行います。例えば、動的SQLプログラムの作成、小規模な企業ネットワークを想定したネットワーク構成、TCP/IPプログラミング演習、JAVAとSQLとの連携、Linuxのインストールなど、社会に出て役に立つ実習を想定しています。
国内外の情報分野のコンテストへの応募を最終目標として、情報分野の「ものづくり」の一連の流れである「企画」から「制作」までを体験します。受講生は5名から10名程度のチームで活動し、教員のコーチングにより、主体的に、具体的な課題の設定や解決方法を習得します。課題解決のアイディアは、自ら発見し、具体化します.チームでの活動を通して、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力も高まります。
単にデータベースの理論のみでなく、設計からデータベース言語SQLを用いた問合せまでを学修します。先ず、データベースの基礎概念から始まり、次に 情報検索、データベースとファイルの違い、データモデル(概念データモデルと論理データモデル)、そしてリレーショナルデータモデル(データ構造、整合性制約、データ操作)、続いてリレーショナルデータベース設計論(概念設計と論理設計、正規化)、最後にSQLの基本的なRDB問合せ機能やスキーマの定義と操作方法などを学修します。